きっと顔に出ちゃう

映画と対戦ゲームと夏川椎菜さんが好きです

朗読劇『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』夏川椎菜さん出演回を見ました

 こんにちは。前回書いた記事をちょっと見てみたら夏川椎菜さんの1stライブツアーが終わりましたみたいな事が書いてあって笑っちゃいました。今はもうPre2ndツアーが終わってるというのに・・・まあ僕は元々筆不精もいいとこな性格なので、今後も気が向いた時だけ書いていきましょうかね。

 『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』の朗読劇を、9月4日の昼夜両公演見に行きました。以下に感想をつらつらと並べていきます。文章力がないので箇条書きにします。自分は朗読劇通とかでは全然ないので、なんか変なことを書いてたらごめんなさい。原作は予習済みです。

 

 

 

↓  以下原作を含む核心部分のネタバレがあります  ↓

 

 

 

・一つめちゃめちゃモヤモヤしてるところがあるので最初に言わせてほしいんですけど、カットの仕方なんとかならなかったんですかね。ある程度話をはしょったり登場人物を減らしたりするのは時間とか役者さんの都合もあるだろうししょうがないとは思うし、なんなら前半はうまいことやってたと思うんですが、窓から飛び降りるあたりの話がわけわかんない事になってる印象がありました。

原作では「飛び降りる→病院に運ばれる前に目を覚まし、三浦さんが泣く→病院へ お母さんと話し純くんがキレる→次の日に亮平や三浦さんと話し、転校やBL本の話をする」って流れなんですけど、

朗読劇では「飛び降りる→おそらく病院に運ばれてから目を覚ます→急に転校云々の話を始める(??)」だったので、死の淵から戻ってきた直後にする話か???と思ってしまいました。そんな話今まで1回も出てきてなかったし・・・

他にも、これ原作読んでないとわかんなさそうだなってシーンがかなり多かったですね。推測で補えそうなところもありましたが、上記のはさすがにやりすぎだろと思ってしまいました。

あースッキリした。

 

・完全に夏川椎菜さんだけを目当てに見に行ったんですが、男性陣も素晴らしい演技でした。特に僕は小野役の松浦義之さんがかなり印象に残っています。僕が原作を読んだときに「男だろうが!」のとこがいちばん好きだな~と思っていたのですが、今回の朗読劇でより一層このシーンの印象が強くなりましたね。声優さんってすごい。

あと、マコトさんの「言うことが聞けないのか?」に”ヒュッ”ってなってしまいました。ノンケで声優オタクの僕ですら”ヒュッ”ってなってしまったので女性のオタクの方々はエライことになってしまったんじゃないでしょうか。

 

・原作のト書きはだいたい主人公である純くんの心情や言おうとして言わなかったこととかなので、純くんのセリフとト書きが連続してると純くんが喋ってるのか喋ってないのかよくわからない時がまあまあありました。まあでもこれはどうしようもない感じがしますね・・・セリフとト書きで声色を変えるとかだと純役の廣瀬さんが大変すぎるし・・・

 

・原作ではお母さんは純くんをとても気にかけてるいい人で僕も好きなキャラクターなんですけど、朗読劇では純くんに怒りをぶつけられるシーンでしか登場しなかったのでなんか”ちょっとヤな感じの人”くらいの印象で終わっちゃったのが少し悲しいですね。まあこのくらいのキャラ改変はよくある話ですかね・・・

純くんがお母さんに怒るシーンも、飛び降りる前だった上に純くんのただの想像なのでかなり薄いシーンになっちゃいましたね。なんで想像上にしたんだろうか?

 

・『天体のメソッド』や『はいふり』を見たときから思ってましたが、僕はナンちゃんの泣いたり怒ったりする演技が本当に好きです。その2つともに今まで気丈に振る舞ってきた子が心情を吐露するシーンがあり、その悲痛さ、健気さに胸を締め付けられた記憶があります。今回ナンちゃんが演じた三浦さんにも温泉で純くんに怒るシーンと終業式での演説のシーンがありましたが、それぞれ本当に素晴らしかったと思います。声優・夏川椎菜の真髄が見られたんじゃないかと僕は勝手に思っています。全人類に本当に見てほしい。こういうのがまたアニメで見られたりすると個人的には嬉しいなあ。

 

・かと思えば、純くんの軽口に対してはかわいく怒ったりもしています。こっちは『えんどろ~!』のセイラちゃんみたいな感じですね。本当にかわいいです。夏川椎菜さんは怒る演技の天才だと思います。

 

・三浦さんが純くんに甘えたり愛情を見せるシーンのナンちゃん、ま~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~じでかわいすぎましたね。観覧車のとことかアパートのとことか温泉入る前のとことか・・・やば・・・𝐸𝑇𝐸𝑅𝑁𝐴𝐿 𝐿𝑂𝑉𝐸・・・

 

・純くん「なんてかわいい子なんだろう」

 僕「ワイトもそう思います」

 

・原作で個人的に三浦さんをいちばんかわいいな~って思ったシーンは病院で「逃がすつもりないから」って言ってバーンって純くんを撃つシーンで、ナンちゃんもバーンってやってくれないかな~ってこっそり思ってたんですけどまあやってくれなかったですね。哀。まあ朗読劇なので・・・

 

・原作読んだ人はみんなそうだったんじゃないかと思うんですが、アパートのシーンはいったいどうなってしまうんだ・・・?もしかして全部忠実にやってしまうのか・・・?ってかなり心配だったんですけど、まあまあ控えめな表現になってて安心しました。ナンちゃんに「んっ」とか言わせてたら発狂して舞台上に乗り込んでたかもしれないので・・・脚本家さんありがとう。僕の中のアサシンズプライドのオーディオドラマで喘ぎ声なのかそうじゃないのかよくわからない声を上げているイメージから更新されずに済みました。

 

・衣装も清楚寄りでとてもかわいかったです。

 

・温泉で純くんに怒る三浦さんのシーンと終業式の演説のシーン、本当によかった。大事なことなので2回言いましたよ。

 

 

 はあ。こんなもんですかね。メモも取らずに思い出しながら書いてるので、なんか間違ってたらすみません。総合的には「気になるところはあったけど、話は面白いし演技はすごかったしナンちゃんもとてもかわいかったのでいい劇だったな!」って感じでしょうか。

ナンちゃんがちょくちょく朗読劇に出てくれてるのは、やっぱり評判がいいからとかなんでしょうか。僕ももしかしたらライブに行くよりも好きかもしれないってくらいには朗読劇を見るのが楽しいので、もしそうだったら本当に嬉しいですね。